・・・・・・・・・・・・・・SIGGRAPH08・・・genchikara・・・genchikara・・・ SIGGRAPH08・・・genchikara・・・genchikara・・・・・・・・・・・

SIGGRAPH08 アメリカ・ロサンゼルスにて 八文字俊裕
☆ 速報 ☆

こちらやはり暑い。30度以上、15時になってホテルのチェックインもできずまずプレス登録した。飛行機が大幅に遅れた為だが、アリューシャン列島の火山が爆発したそうで、”その影響で飛行機が遠廻りした”と飛行機の機長がアナウンス していた。今日の日程にはそれほど影響はなく、ほっとしている。

コンベンション内食堂

取材ターゲット:今夜のこれからの予定は、夕方6時からメディアツアーがある。
そして”古代ローマの復元”を描いた大掛かりなCGシミュレーションが完成しSIGGRAPH08で発表されるのに先駆けて、記者会見が行われる。このあと夜の7時半から恒例の”SIGGRAPH08鏡開きレセプション”が盛大に開かれる。これらの詳細は追ってお知らせする。
写真は会場内に設けられたレストランの昼食時の賑わいぶり。
(ロサンゼルス8月11日 八文字 記)

* * *
大会2日目に入った。細部の記事は逐一お伝えすることになるが現地の模様を写真にしたのでご覧いただきたい。
左から酷暑の中のロスのコンベンションセンター、その隣はこの日の午後のメインイベント基調講演、"U2-3D"で知られるスピーカーのキャサリン オウエンス氏(Catherine Owens)が登場した。コンベンションに隣接するノキア大劇場、ここで大会のコンピュータ アニメーション フェスティバルの作品を連日映写する。
もう一枚は、ソニー製の4k劇場用プロジェクターから7,100人の客席に映写された大スクリーン。
(ロサンゼルス8月12日 八文字 記)


 ・・・・・・・・・・・・・・SIGGRAPH08・・・Computer Animation Festival・・・・SIGGRAPH08・・・Computer Animation Festival・・・・・・SIGGRAPH08・・・Computer Animation Festival・・・・・

SIGGRAPHは2008人のコンピュータアニメーションフェスティバル勝者を発表
速報2008年8月14日

ロサンゼルスカリフォルニア発--第35回ACM SIGGRAPH2008はコンピュータアニメーションフェスティバルの最優秀賞、審査員特別賞、優秀学生賞、人気投票作品賞、およびベスト物語賞を発表した。
受賞作は何百ものプロやアマ、学生を問わず出品された中から選ばれた。 審査は専門の委員会により審査され、コンピュータイメージ、アニメーション、および物語の細部まで審査し厳正に行われた。
審査結果は以下の通り。
ベスト オブ ショー 受賞者
Oktapodi
ゴブランl'ecole de l'image、フランス ゴブランの3年生の学生チームの作品。描かれている作品の主人公は2匹のたこ。彼らのエスケープ寸前の滑稽な仕草の2匹のたこと、頑固で断固としたレストランのコックの戦いの物語。

[写真左:ジョン・クノール(視覚Effects Supervisor、インダストリアル・ライト&マジック)とゴブラン学生の作品 Oktapodi] [写真右: 左からEmud Mokhberi、ジュリアンBocabeille、ジョン・クノール、クェンティンMarmier、ティエリー・マーチャンド]
写真に写ってないのは: オリビエDelabarreとフランソア-ザビエルChanioux。

人気投票作品賞
Oktapodi
人気投票作品賞は、好きな作品として観客から最も多く投票された作品。結局、審査員が最優秀賞に選んだ Oktapodiと同じ結果になった。
Oktapodi
ゴブランl'ecole de l'image

2008年のSIGGRAPHはコンピュータAnimation Festivalをスケールアップ、映画祭に広げようとした。映画制作者、芸術家、プロデューサーと共に選別、スタジオ・ナイトという劇場公開と討論パネルを招集した。 また初めて、会員以外の一般に公開し、数千人もの観客を新たにコンピュータAnimation Festivalに引き付けることに成功した。
1999年以来、SIGGRAPHコンピュータAnimation Festivalはアカデミー賞(映画芸術科学協会)のBest Animated Short Film賞のフェスティバルの公式認定組織となっている。 これまでに、SIGGRAPHのコンピュータAnimation Festivalから少なくても15の作品がアカデミー賞短編アニメ部門賞にノミネートされている。
ちなみに、1999年のアカデミー同部門賞は、米国のクリス・ウエッジ氏(Chris Wedge)の"BUNNY"が受賞している。"BUNNY"は擬人化された野ウサギをCGで描いた本格的な短編作品で、この年の7月の福島県会津若松市市制百周年記念CGイベント(筆者が総合プロデューサー)でもグランプリを獲得した。


[SIGGRAPH08http://www.siggraph.org/s2008/]
大会の模様は、引き続き掲載する予定です。
以 上

frontpage